☆本日のレッスン☆
・ウォーミングアップ(肩関節、背骨、股関節)
・ヒップスクエアのシークエンス
・座位、仰臥位のクールダウン
自律神経には、交感神経と副交感神経があります。
交感神経は、ざっくり言うと陰陽でいうところの陽のイメージ。働きが優位になると、緊張、興奮、活動的・活発な状態になります。
副交感神経は、陰のイメージで、こちらの働きが優位だと、リラックス、弛緩といった状態になります。
どちらがいい・悪いというわけではなく、両方のバランスが取れていることが大切です。
現代人、特に都会で暮らしているビジネスマン・ビジネスウーマンは、交感神経優位になりやすくなかなかリラックスできない、なんて方も多いかもしれません。
ヨガで行う自律神経へのアプローチは、呼吸からだったり、背骨の動きがポイントになってきます。
吸う息は交感神経と繋がり、吐く息は副交感神経と繋がっています。
筋肉を緩めたり、リラックスしたい時、または緊張している状態を落ち着けたいような時には、吐く息を長くするように意識してみるといいですよ。
また、背骨(背中)を丸めるようなポーズでは、副交感神経が優位になりやすく、リラックスしやすいです。
逆に背中を反らせて胸を開くポーズでは、交感神経が優位になり、活力が湧いてきたり、前向きな気持ちになりやすい状態を作ってくれるでしょう。
そして、背骨を捻るポーズ。これは、交感神経と副交感神経のバランスを整える、つまり自律神経のバランスを整えてくれると言われています。
レッスンの最後のシャバーサナの前に、座位や仰臥位でツイストのポーズをとることが多いと思います。物理的・肉体的に使ってきた身体の調整をする意味合いもありますが、同時に自律神経のバランスも整える役目もあるんですね。ヨガが終わった後すっきりするのは、最後にするシャバーサナでのお休みも然りですが、ツイストでの調整も、大切な役割があるのです。